【招聘特別セミナー】
適応行動のアセスメント ～Vineland-II・Vineland-3を中心に～

本特別セミナーでは、最新版Vineland-3適応行動尺度の開発を担われたCeline A. Saulnier先生をお招きして、適応行動の概念とアセスメント、Vineland-II・Vineland-3の概要や使い方、知能検査や他のアセスメントツールとのテストバッテリー、Vineland-II・Vineland-3を用いたテストレポートの書き方についてお話しいただきます。適応行動のアセスメント、特にVineland-II・Vineland-3に興味関心をお持ちの臨床家・研究者の皆さまのご参加をお待ちしております。

講師　Celine A. Saulnier, Ph.D.

【略歴】
コネチカット大学にて臨床心理学の博士号を取得。イェール大学児童研究センターの自閉症プログラムに10年にわたり研修・勤務。その後、エモリー大学医学部、マーカス自閉症センターへと拠点を移す。2018年に Neurodevelopmental Assessment and Consulting Services を設立し、自閉スペクトラム症および関連障害の診断評価、教育およびトレーニングを専門に行っている。最新版Vineland-3の著者であり、多数の論文や書籍を発表している。

司会　黒田 美保　先生

【略歴】
田園調布学園大学人間科学部教授、および北海道大学大学院医学院客員教授、昭和大学発達障害医療研究所客員教授。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。東京都大田区の発達障害児のセンターに勤務後、2005年～2006年ロータリー財団奨学金によりノースカロライナ大学医学部TEACCH部門に留学。帰国後、国立精神・神経医療研究センター研究員、福島大学教授、帝京大学教授などを経て、2023年4月より現職。
Vineland-II適応行動尺度の日本版作成者であり、多数の関連書籍を発表している。

開催概要

Vineland-II適応行動尺度とは？

Vineland-II適応行動尺度は、0歳0カ月〜92歳11カ月の適応行動（個人的、または社会的充足に必要な日常活動の能力）を評価する検査です。
2014年に日本版が発売されて以来、保健医療・福祉・教育など幅広い分野で活用されています。2015年に厚生労働省より発表された児童発達支援管理責任者向けガイドラインには、子どもの適応行動の状況を確認するための標準化されたアセスメントツールの例として掲載され、福祉・教育の現場で広く注目を集めました。また、2020年には医科診療報酬280点が適用され、医療現場での活用に弾みがつきました。Vineland-II単体での利用はもちろんのこと、知能検査や他のアセスメントツールとのテストバッテリーとしても活用されています。

受講までの流れ

1. 受講申込み

申込期間中「セミナーに申込む」ボタンが表示されます。ボタンをクリックのうえ、専用フォームよりお申込みください。

2. 受講案内

受講は抽選となります。抽選実施後2営業日以内に、受講についてのご案内・受講料請求書（PDF）をメールにて送信いたします。

3. 受講料のお支払い

受講料の支払期限までに入金がない場合は受講キャンセルとなります。
入金確認後、受講券（PDF）をメールにて送信いたします。

4. 受講料お支払い後のキャンセル

9月13日（金）までのキャンセル：全額返金いたします。（返金に伴う振込手数料はお客様負担となります。）
9月14日（土）以降のキャンセル：お客様都合によるキャンセルの場合、受講料の返金はいたしません。

なお、主催者都合により本セミナーが開催できない場合は、受講料の全額を返金いたします。
主催者都合キャンセルに伴う、受講者の会場までの交通費や宿泊費などの費用は補償いたしません。

5. 受講・受講証明書送付

受講の際は受講券を必ずご持参ください。
全課程修了の方には本セミナー終了後1週間以内に受講証明書（PDF）をメールにて送信いたします。