エッセンシャルズ
新しいLDの判断
読み、書き、算数、口頭表現、リスニングといった学力に関する領域での特異的LD(学習障害)について、発達や原因についての諸理論、様々な援助介入を紹介しています。米国の研究に基づいて、特異的LDを判断する有力なモデルが掲載されています。
書名 | エッセンシャルズ 新しいLDの判断 |
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著者名 | D・P・フラナガン、V・C・アルフォンソ 編/上野 一彦、名越 斉子 監訳 |
価格 | 3,960円(本体 3,600円) |
判・頁数 | A5判・446頁 |
発行年月日 | 2013年10月10日 |
原著 | Flanagan, D. P., & Alfonso, V. C. (Eds.). (2011). Essentials of Specific Learning Disability Identification. John Wiley & Sons. |
概要紹介 (フリーワード検索用) |
最新研究に基づいたLD判断の新しいモデル! |
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価格
3,960円(本体 3,600円)
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書籍目次
- 書籍目次
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第1章 特異的LDについて
LD定義の簡単な歴史
LD分類システム
特異的LD判断法と2006年連邦規則
まとめ
参考となる情報リスト
第2章 読みの特異的LD
読み障害の定義
読み障害の判断における神経心理学の役割
読み障害のサブタイプ
読み障害の改善方略
今後の援助介入
第3章 算数の特異的LD
算数のLDおよび算数低学力の定義、原因、出現率
MLDのサブタイプと症状の変遷
ナンバーセンス
数を数えること(計数)の知識
計算
多面的診断アプローチの要素
まとめ
参考となる情報リスト
第4章 書きの特異的LD
書き障害の定義、原因、出現率
書き障害のサブタイプ
書きの困難の発達での現れ
書きの特異的LDの認知的要因と診断指標
書きの特異的LDの判断における診断法の構成要素
指導手順例
まとめ
参考となる情報リスト
第5章 口頭言語の特異的LD
はじめに
言語障害の定義、病因、出現率
言語障害のサブタイプ
発達での現れ
認知的要因と診断指標
多角的診断アプローチの要素
指導手順
参考となる情報リスト
第6章 RTIによる特異的LD判断へのアプローチ
分類と判断
特異的LDとは何か
RTIと特異的LD判断
まとめ
第7章 知能のPASS理論を用いた特異的LD判断のためのディスクレパンシー・一貫性アプローチ
基本的心理学的過程
特異的LD判断のために認知処理をどのように用いるか
ディスクレパンシー・一貫性モデル
IDEAとディスクレパンシー・一貫性モデルとの関連
まとめ
第8章 特異的LDの判断と援助介入のためのRTIと認知仮説検証アプローチ
特異的LDの謎:はじめに
特異的LDの定義と決定の最初の試み
特異的LDの子どもの支援のためのRTI:万能薬か、予防薬か?
IDEAにおける特異的LDおよび第3のアプローチ
診断的妥当性、生態学的妥当性、指導的妥当性の保証:認知仮説検証アプローチ
アセスメントと援助介入を関連づける:CHTにおけるアセスメントと援助介入
まとめ
第9章 読み障害と口頭言語・書き・算数障害の重複の有無に関するエビデンスに基づく判別診断と指導
特異的読み障害を定義するときの問題
ホールマーク表現型
エビデンスに基づき、理論に則った、特異的LDの判別診断
判別診断の予防的応用
判別診断の問題解決コンサルテーションへの応用
判別診断の特別指導への応用:実践的なリソース
第10章 CHCに基づいた特異的LDの操作的定義
特異的LDの操作的定義の必要性
CHCに基づく特異的LDの操作的定義
特異的LD判断を越えて:CHCのアセスメントデータを指導と援助介入へつなぐ
まとめ
第11章 多様な子どもを評価する際の文化や言語による困難と特異的LDの識別
文化や言語が多様な人の特異的LDの評価
文化や言語が多様な人への検査の妥当性の向上
差異対障害
まとめ